2014年10月16日
「天職11・自分探し8・宗教を考える2」の補足、陰と陽の思想
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「天職11・自分探し8・宗教を考える2」の補足、陰と陽の思想
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安岡正篤(やすおかまさひろ)先生が、面白いことをおっしゃってる。(別のブログで書いたかもしれない)
安岡正篤先生は、東洋思想・東洋哲学の思想家大御所です。周易や10干十二支、四柱推命などの占いについても本を出されている方と認識していますが、有名な方です。
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安岡正篤先生おっしゃるに、
世の中は、陽と陰があるが、
陽は、プラスとも言えるが、拡大・広がる・分裂分散・前進・元の場所から離れる、などを表す。
陰は、マイナスとも言えるが、縮小・集合・合体・後退・元の場所へ戻る、などを表す。
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これを、思想で見ると、
陽は、分析分解を得意とし、合理主義、前進主義で、西洋的な思想で有ることが多い。西洋医学も陽=分割、悪い部分の切り取りである。
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それに対し、陰は、あいまいにすることで、思想を合流させようとし、非合理主義だが体験重視の東洋思想・東洋医学であることが多い。前進よりも過去を重視して学ぼうとする。漢方も、悪い部分を切り取るよりも身体や心の全体を見て症状への対処を行い、全体を治そうとする。従って、細菌の研究したり(分析)、ガンを切り取ったりしない。
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宗教にしても、西欧は、一神教で、神はひとつであることを強調し、かつ、自分たちの宗教に他の宗教の神は取り入れることは無い。分裂分散前進はしても、合流はしにくい。しかし、世界中へ進出するエネルギーにあふれている。(分散・前進)
一方、仏教や道教、インドのバラモン教、ヒンドゥー教、日本神道は、外国の神々を取り入れることで、神話を作って行くことが多い。なんとなく・ファジーが多く、他の宗教の良いところや、神様たちを取り入れたり、違う宗教信者同士が一緒に暮らすため宗教の教えまで合体させたり、合流や元に戻ることが好きだ。
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雑談、、、シク教って、おもしろそう。
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最近、日本はアメリカの影響で、分裂型分析型、どちらかへの決めつけ型、前進一点張り、が多い。
懐かしき日本には、安岡正篤先生をはじめとして、何でもかんでも勉強し、取り入れるが、自分なりのものにするという、職人義質などがあったが、最近は合流型、あいまい型、決めつけ無い形、臨機応変などの評価が低くなりましたね。
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私は、これらの陰陽も、天地人の方策で、
天の方策は、陽の思想・対策で、プラス思考、成功哲学、分析型心理学などを表し、
地の方策は、陰の思想・対策で、森田療法などの「あるがまま」を重視する安らぎ重視を表していると説明している。日本神道も、こちらに入るかも。スサノオも善悪どちらかに決めつけ無い。出雲の大国主の話は、戦いあったもう一方を敵にせず合流させる話という説があるという話を聞いたとか、聞か無いとか。
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2000年を境に、欧米型の拡大路線から、東洋型の合流型が必要とされるように変化したのかもしれない。
合流型になるのでなく、合流型が、必要とされるようになったのかもしれない。
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そうすると、日本、インド、中国、東南アジア各国が、重要かも。
オーストラリアとニュージーランドは、今のところ、西欧型だ。
必要があるというのは、両方のいいところを使うようになるべきで、キリスト教のボランティア精神や西欧文明の数々は放棄しろと言っていない。それらを土台に、思想の合流が起きるのでは無いかと思う。
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これは、何百年単位の長い長い歴史の流れの話です。
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しかし、情報も旅行も、世界中へ行き来できる今日では、この思想の合流というのは、非常に意義があると思う。
あくまで、人類の幸福のためである。
人類の幸福のため、あらゆる思想哲学宗教道徳倫理、そして医学さえ、いやさ、科学化学さえ、あらゆるものが、合流し、いいもの、そうでも無いもの、考えられるようになるのでは無いか。
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そう、人類の幸福のため、合流して欲しい。
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ブログのメニュー(メニューのみ)のページ2014.9.19分まで作りかけてます。
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