2014年05月03日
2014.1.30幸福学4_幸せを導く人間関係とは_1/2
2014.1.30幸福学4_幸せを導く人間関係とは_1/2
社会的な
職場・地域、近所づきあい、家族
人間関係から、幸福を
ポートランド州立大学 ロバート・ビスワス・ディーナー博士
オレゴン州ポートランド大学
責任・義務・期待、役割が達成感・幸せにつながっていく
人間を若者と高齢者にわける それぞれのイメージは?
若者・・・エネルギーがある、危険な印象世間知らず軽率、理性がきかない
高齢者・・・孤独、よぼよぼ、けち、いじわる、かしこく人脈あり寛容、ゆったりしている
幸福度は世代別に変る?
子供は、大人の悩みに無縁
大人は、経済的なこと・人間関係のストレスがある
他の人との結びつきで幸せが変わってくるのでは?
高齢者は自分の欲求だけで幸福になれると思わない(ことを知っている)
欲しい物を手に入れるだけで幸せになれると思わなくなる
若者は自分の足で立ちたい
世代別 感情の量の棒グラフ参照・・・アメリカの場合

ポジティブな感情は、生涯を通じて安定
ネガティブな感情は、減っていく。固定観念と逆
人生の満足度は、上がっていく
◎人生満足度は年をとるにしたがって上がっていく
年齢ごと人生満足度・・・世代別人生満足度の棒グラフ参照
40代・50代が、満足度低い
子供・離婚・仕事のストレス、特に離婚・・・アメリカの場合
世代・配偶関係における予測人生満足度
どの系列も40代で落ち込む
どの系列も、60代で復活する
離婚経験者が一番不幸
なぜ、高齢者が満足度高いのか
受容度が高いため。高齢者融通聞かずがんこのイメージは、間違っている
高齢者は、自分の死と向き合い、困難・逆境を乗り越えてきた。
だから、困難を受け入れるのは高齢者の方が多い
困難は、来ても耐えられるもので、去っていくものであると認識している
内閣府データを、かってに目分量で点数つけると
高齢者の生活と意識に関する国際比較
別居している子と週一回以上会う
日本 6点 米国 12点 スウェーデン 11点
相談あるいは世話をし合う親しい友人がいる
日本 8点 米国 13点 スウェーデン 12点
電話で家族や友人などと連絡をとる
日本 6点 米国 9点 スウェーデン 10点
日本の高齢者は人との結びつきが薄いことが明らかに
人間関係の希薄さが、高齢者の幸福度を下げている
人生で一番後悔していることは?
人生を終えようとしている人に聞きにくいが、余命わずかな病人に聞く
オーストリア、ブロニー・ウエアの記録
・人の期待に応える人生で無く自分に正直に生きる勇気がほしかった
バランスがとれれば、いいが、人のためと自分のためのバランスが悪く、自分を犠牲にした人
・あんなに働かなければよかった。
本当に大切なことを
・勇気を出して、自分の気持ちを伝えればよかった。
人とつながりた、つながりたい、言葉足らず。いますぐ伝えましょう
・友達とつきあい続ければよかった
幸福の秘訣は、社会との結びつき
・自分が幸せになるのを許せばよかった。
自分の幸せを制限している。
23分
これからの人生、いかに人といいかかわりをもてるかが重要
・人に小さな親切、無償の親切をしたかを、書き出してみよう。
日記のように、継続的に書いて行こう。しるしや少しだけでも続けよう。