道徳13子供達への道徳教育、大人へは?その13ー友情、友達
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道徳13子供達への道徳教育、大人へは?その13ー友情、友達
http://hayamarukouhuku.osakazine.net/e545191.html
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新学習指導要領・生きる力
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/chu/dou.htm
文部科学省にある子供達の為の、学習指導要領の中の
道徳の項目を使って、記事を続きで書いているところでございます。
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今、2-(2)まで見ました。次は、2-(3)です。
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2 主として他の人とのかかわりに関すること。
(2) 温かい人間愛の精神を深め,他の人々に対し思いやりの心をもつ。
(3) 友情の尊さを理解して心から信頼できる友達をもち,互いに励まし合い,高め合う。
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2-(2)において、人間愛や思いやりについて、大切な部分でした。
途中で、中国の話になってしまいましたが。
人間愛、つまり、「仁」、その中でも、恕、つまり、思いやりは、儒教道徳においても、私が考える民主的道徳においても、
中枢となるものです。
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2-(3)
(3) 友情の尊さを理解して心から信頼できる友達をもち,互いに励まし合い,高め合う。
とあります。
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友人との付き合いは、簡単なようで、意外と心の傷つけ合いが発生してたりして。
学生時代は、同じ教室で雰囲気、気が合いそうな人と自然に友達になれたりしました。
ただ、ずっとずーーーっと友達にいるには、
仁(思いやりなど)義(正しい道)礼が必要だし、お互いのことを理解しあって、智恵を向上させて、初めて、信用できる友となる。
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きっかけは、近いとか、同じ趣味とか、同じ部活とか、同じ習慣とか、、、
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幸福学NHKの話で、アメリカでは老人ほど、幸福度が高かったが、日本では、老人ほど孤独で幸福度が低かったという話がありました。
アメリカでは、仕事の引退後も、友人とスポーツしたり、バーベキューしたり、
しかし、その前から、友人を食事に呼んだり行ったり来たりしている。
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それに対し、日本人の特に男性は、仕事以外の知人が少ない。
だから、定年になったからといって、急に共に時間を過ごす知人が増えるわけではない。
だから、男性ほど、孤独死が多い。
趣味でも習い事でも、学びでも、なんでもいいから、
共に時間を過ごすことのできる人がいて、することがあって、
初めて、定年後が幸福に過ごすことができる。
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だから、
道徳は幸福の知恵であるからこそ、
道徳に従って、友人との友情を深めよう。
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論語では、どんな話があるだろうか。
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学びてときにこれを習う、またよろこばしからずや。
とも、遠方より来たる、またよろこばしからずや。
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論語では、学びを、喜びとしています。
そして、学びを、友とともに身につけることを大切にしています。
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p167
君子は、文をもって友を会し、友をもって仁を輔く(たすく)
リーダーになる人々は、学問を通じて結ばれ、
その友の交わりの中で仁を身につけて行く。
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p88
われ、日にわが身を三省す、ひとのためにはかりて忠ならざるか。朋友とまじわりて、信ならざるか。習わざるを伝えしか。
曾子
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この忠は、真心・誠実ですね。
曾子さんは、毎日、三回の反省は欠かさなかった。
人との付き合いの中で不誠実は、なかったか?
友の信頼を裏切るようなことをしなかったか?
ちゃんと復習したか
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君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず。
「同じて」とは、行動を共にしたり、徒党を組んだり、
一見仲が良いように一緒に行動していることでしょうか。
「和して」とは、調和することでしょうか?
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たんに、一緒に居さえすればいいというわけではありません。
一緒にいさえすれば、幸福になるわけではありません。
一緒にいても、心を傷つけあっていては、幸福になれません。仁
一緒にいても、正しい道をいかなければ、他の人を傷つけ、幸福になれません。義
一緒にいても、礼儀を守らなければ、知らぬ間に傷つけてしまいます。礼
一緒にいても、智恵が無ければ、愚かな不幸を繰り返します。智
一緒にいても、積み重ねた信頼が無ければ、幸福になれません。信
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単に友人が居ればいいというわけではありませんが、
仁義礼智信を守った友人は、作って、
お互いに、どんどん向上しましょうというところです。
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(3) 友情の尊さを理解して心から信頼できる友達をもち,互いに励まし合い,高め合う。
前にも話したとおり、信頼=信は、仁義礼智ができた上での信です。ただ、信じますと言って、信じたつもりだけの信ではありません。そして、学びという喜びを、共に経験し、励ましあい高め合うということでしょうか。
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ブログのメニュー(メニューのみ)のページ作りかけてます。
http://www.max.hi-ho.ne.jp/hayamaru/kouhukuuranai/blogmenu/index.html
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